天空の縁側

天空の縁側

作曲家の目を通して、アートや日々の出来事などをあるがままに綴っていきます。

母の介護(施設入所してから)

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上記の続きです。

入所時に訪問診療を行っている医師や薬剤師と面談がありました。

「お母さんの状態がおかしいと思われたのは大体何年ほど前からですか?」

と質問を受けました。

これには思い当たるフシがたくさんありました。今から6年ほど前、私が実家で茶碗を洗っていたとき、「やかましい」と母が一喝したこと。父が母の腕に包帯を巻いてやっていたときも、気の毒になるほど父に怒りをぶちまけていたこと。

最も困ったのは電話です。毎日固定電話のある私の所に電話をかけてきて、難癖をつけてきます。母からの電話がかかってくるたびに、私はアトピーがひどくなるほどでした。妹の自宅には固定電話がありませんので、かけません。この辺は料金を考えてのこと。頭が緩んでいるといっても、金銭的にはしっかりしていたのですね!

他には、何かなくなると、人が持っていったのではないか?と何度も言うこと。

医師や薬剤師には認知症を抑える薬を増やした方が良い。また精神安定剤の種類も変えた方が良い。今まで服用していた薬は、せん妄や転びやすくなるなどの副作用がある。」と言われました。私は精神安定剤は多少危険なことはわかっているが、怒りを抑えるのに役立っているのだから、違う薬を使う場合も怒りが前面に出てこない処方をしてほしい」と申し上げました。危険性のない良い薬を使っても、母が攻撃的になってこちらに向かってこられたら、つきあいきれなくなります。

薬剤師の先生は、「よほど懲りたんですね」とおっしゃり、望みを受け入れてくださいました。

先生に伺ったところ、認知症の初期は物忘れと暴言が一緒に現れるようです。母は物忘れはあまりなく、暴言のみが突出していましたので、例外パターンなのでしょう。

現在の母は、施設での規則正しい生活が功を奏し、しっかりしてきたと思います。愚痴の多い性格そのものは変わっていませんが、私と顔をつきあわせても怒りをぶちまけてくることはなくなり、穏やかになりました。精神安定剤を増やさなくても、睡眠もスムーズになってきていると伺いました。

自宅にいるときは頑固な便秘に悩まされていましたが、いつの間にか治ってしまいました。入所して4ヶ月経った現在は規則正しい暮らしが身につき、精神にも身体にも良き影響が及んでいると思います。

また、人とのふれあいが多少なりともありますので、脳の活性化にも役立っているのかもしれません。

母は根が頑固なので、家族の意見をすんなりと受け入れることはありませんでした。専門家の手を借りなければ、今頃手のつけられない状態になり、誰かが倒れていたと思います。認知症だけではなく、身体に故障をかかえた高齢者がいるご家庭は、専門家の手を早めにお借りになる方がすべての面でうまくいきます。

症状が重くなると、入所を断られる可能性もあります。ギリギリまで自宅で面倒をみていたことで、受け入れてくれる施設がなくなってしまうこともあるのです。介護認定が軽いうちに施設を探したほうが安心できると思います。

 

引き算の法則

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組織に属さず、創作で生きるには、何かを捨てて時間を作り出す必要があります。時間を作り出すことは健康を意識することにもつながります。時間も健康も目に見えず、普段は意識できないものです。特に健康は財産とも言えます。

私が亡き父の相続のことで、税理士さんを訪れたときも、「財産というのはお金だけではない。健康も財産の一つである。」と話されていたことが印象に残っています。目に見えるものだけに気をとられて、最も大切なことを見失ってしまうのは、われわれにありがちなことです。

寝食も忘れ創作に励むことも、若いうちは難なくできるかもしれませんが、年をとればツケはあとからやってきます。そのためにも、時間的空白を設けることが大切ではないでしょうか?休むことにより、また新たなアイデアも湧いてきます。全体を見通す余裕も生まれ、大きな作品を作り出すエネルギーを蓄積することができるでしょう。

時間を最大限活用するには、何かを捨てていかなければなりません。これは下記の無料セミナーを受けた時にも先生が話されておりました。

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引き算の法則を活用すべきと。

上記のセミナーでは、アルバイトを減らすべきという話をされておりました。生活のための仕事は最低限にしなければ、本当に必要なことがないがしろになってしまう。音楽の場合は、レッスンも最低限にすること。教室のインストラクターの多くは、専門では生活することができないために、レッスンをしている方が多い。生活のために教える方々が生徒さんのために親身になってくれることは少ないのではないか?レッスン費用をアルバイトで稼いでいるのならば、レッスンを中止することにより、無駄な時間を減らすことができる。

前にも書きましたが、レッスンも、CD制作も、ライブも、HP作成を業者に依頼するのも、商品開発として考える。これらの費用を得るために、時間を削り、身を粉にして働いても業者を儲けさせるだけに終わってしまうことを、意識するべきである・・・商品開発は誰に売るか、決まってからでも遅くはない。

などと、たくさんの貴重なお話をされました。

今の自分にとって本当の意味で必要なのは何であるのか?

生活を見直すことから始めると良いと思います。私も気づいたことがあります・・・15時頃のおやつ。この時間を作ることによって、気持ちにゆとりができ、生活を楽しむ余裕が生まれていることに気づきました。

このような時間を生み出すには、集中力が必要です。集中するには、たくさんのことを同時進行するよりも、本当に必要なことに的を絞るべきです。そのためには、単なる時間の浪費になるような仕事を捨てて、他人の援助(親 スポンサーなどなど)を受けることが、より早く自分の路線を敷くことにつながっていく。金銭的援助は、少しづつ返していけば良いのです。

ある方が、アーティストはスポンサーを見つけることを第一に考えるべきだと説いておられました。これ、一理ありますね。アーティストだけではなく、他の独立系の仕事もそうではないでしょうか?

話が飛躍しておりますが、時間に空白を設けることが、結果的にはプラスになるということです。音楽でいえば、空白=休符です。休符があるからこそ、音が生きてくる。真理はひとつなのかもしれません。

 

ショパンピアノソナタ3番1楽章〜提示部(2テーマから提示部終わりまで)分析

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上記の続きです。今回は2テーマから提示部の終わりまでの分析。念入りに譜面を眺めまして、ショパンが現代にも通じる展開方法をとっていたと感じました。古典を生かしつつも枠にはまらず、単純そうにみえても複雑な音の置き方をしていることに感嘆いたしました。

 

2テーマ

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2テーマの最初〜譜例7〜

音源:1’25”〜

調性は古典的なソナタの手法にのっとって、1テーマの平行調D-durです。曲調も歌的なメロディを分散和音の上で歌わせるという、古典的な手法をとっています。しかし、それだけでは終わらないのが天才ショパンの作曲法です。

左手の分散和音、一見したところ単なる伴奏のようにみえますが、いくつかの要素が絡み合っています。赤い丸をつけた音はこの作品のスピリチュアル的要素である、5と4(5度と4度)の音です。そして緑色の丸をつけた音は、オクターブ(5度+4度)です。ペダルを踏みますので、メロディの影で5と4の暗示を受け続けることになります。

5とは孤独、4とは父の暗示を持つ数字です。ショパンが数字の暗示を意識していたかどうかはわかりませんが、何らかの天啓を受けたのかもしれません。ショパンは天才であったことは否めない事実ですから・・・

右手のメロディ、1小節目の四角で囲んだ部分は、後に続く2つの展開部分の頭に、形を変えて置かれています。この部分があることで、自然な音楽の流れを感じることができるでしょう。

2小節目の4拍目から4小節目にかけて。D-durのⅠ度の構成音(青い丸)に飾り(倚音)を加えただけと思われるかもしれません。しかし、後に続く展開部分をみますと、そうではないことに気づかされます。

四角で囲んだ要素(2小節目4拍目のfis-cisの5度 3小節目3拍目の裏fis〜4拍目頭hの4度)2度によってつながれ、フレーズ頂点の音hへと導かれています。特にhとaからなる長2度(ピンクの丸)は重要な要素となって次の展開部分に現れます。

オレンジ色の線を引いた部分は、2回目の展開部分でアレンジされて現れます。

 2テーマの展開〜1〜

 

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2テーマ展開部1〜譜例8〜

音源:2’13”〜

 2分音符ー4分音符の連なり(四角で囲んだ部分)の合図を受けて、展開が始まります。

左手の16分音符は、1テーマの頭を意識した音型(緑色の線)ではないでしょうか?至るところに5度4度が見受けられ、孤独と父の暗示に彩られていることを感じます。

左手の音型、hとa(ピンクの丸)が強調されています。これは、2テーマ頭のメロディから受け継がれたエッセンス。hとaの音を右と左で受け渡し、静かな中で緊張を高めていきます。

特に右手2小節目のe-h 3小節目のfis-h(赤い四角)は大切。2小節目の右手に向かって左手でhを連打し強調、3小節目の右手のhに向けて1オクターブ下のaから訴えかけています。(ピンクの矢印)

 

下の譜例9は譜例8に呼応するフレーズです。

 音源:2’25”〜

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2テーマ展開部1〜譜例9〜

このフレーズは、提示部のコーダへのつなぎとして、形を変えて使われます。ショパン印象的なフレーズの前に、前触れを出すことがお得意だったようですね。

2テーマの展開〜2〜

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2テーマの展開部2〜譜例10〜

音源:2’37”〜

譜例8と同じく、 2分音符ー4分音符の連なり(四角で囲んだ部分)の合図を受けて、展開が始まります。ただしこの部分、和声づけにより複雑な音色となっております。

続く部分は右手の音型を、左手の和声として(緑色の丸と矢印)つかみ、受け渡していきます。上声部には、2テーマメロディのしっぽ(譜例9右手の4小節目)の縮小音型を加えつつ、反復進行が形成されます。

5 、4の暗示は多様性をもって展開され、他の要素と溶け合ってゆきます。父の死、孤独の葛藤が昇華されていきつつあることを、暗示しているのかもしれません。

 

提示部コーダへのつなぎ

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提示部コーダへのつなぎ〜譜例11〜

音源:2’57”〜

この部分は譜例9(2テーマの展開部分)にタネがあります。譜例9 譜例11の赤線で囲んだ部分をごらんください。同じ音列を使っています。譜例11では、音列を8度で受け渡し、内声に4度を用い、上声部にも4度を用いています。スピリチュアル的見地からみれば、4とは父、社会の暗示もありますので、亡き父への思いを昇華しつつ、新たな世界に進んでいこうとする思いが溢れているのではないでしょうか?

 

提示部のコーダ(終結部)

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提示部コーダのはじまり〜譜例12〜

音源:3’04”〜

印象的なつなぎを経て(譜例11)流れるようなコーダが始まります。1テーマの材料(トップのリンク 譜例1参照)から新たなフレーズが編み出されています。平静なる世界に身を委ねることができるのでしょうか?

 

コーダの終わりには下のようなフレーズが現れます。これは展開部への予兆というもの。この材料を使って展開部の導入部分が形成されております。

音源:3’43”〜

 

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コーダの終わり〜譜例13〜

2テーマ、コーダへのつなぎ 展開部など 印象的な部分には、前触れが出てきます。これは何を意味するのでしょうか?運命の予兆が具象化されていたのかもしれません。

音源

 

次回は↓↓展開部です。

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母の介護3(施設入所が決まる)

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上記の続きです。母は前回の記事に書きましたように、寝たきりの状態が続いております。寝たきりとは、人に支えてもらわなければ、ベッドに腰掛けることもできない状態です。つい数日前まではできていたことが、突然できなくなるのが高齢者なのだと思いました。

転ぶことが高齢者にとっては最もよくありません。転んだことが引き金になって、認知症が進む方も多数おられるようです。

その後は、在宅で面倒をみることは到底無理だと悟り、私は朝の3時くらいまでネット検索をして、施設を探し始めました。実は2018年3月の介護認定の時、「施設の見学に行ったらどうですか?」と勧められていたようです。やはり医師の判断は正しいと思いました。

施設にはさまざまな種類があります。ケアマネさんには、老人保健施設(リハビリが中心で3ヶ月くらい訓練をしてもらって在宅に戻す)を提案していただきました。しかし、老人の数が多いため、すぐには入所できないと言われました。

私は、最初から施設入所を考えるべきはないか?施設も簡単に見つかるとはいえないと思ったのですが・・・結局は私の考え通りになってしまいました。

条件として・・・

  • 一ヶ月の費用はすべて込みで最低約15万〜20万、高くても23万〜25万円
  • 生涯入所していられる
  • 食事がある程度おいしいところ
  • 場所は、小田急沿線(神奈川県や町田でもよし)、千代田線沿線なら千葉でも良い、埼玉ならば埼京線沿線で都内寄り 贅沢を言えば23区内の下町。最後の手段として三多摩地区(八王子 調布 府中など)
  • できるだけ早く入所できるところ
  • 入所金が0の施設

 

上記のような条件で、検索をかけておりました。ネットにはさまざまな情報がとびかっており、何を信じて良いのかわからなかったです。最終的には、業者の方に予算と場所を指定して、いくつか候補を挙げてもらいました。

母の状況に向いた民間施設は大まかに分けて2種類ありました。

1)有料老人ホーム 

  •   住宅型有料老人ホーム
  •   介護付き有料老人ホーム

2)サービス付き高齢者向け住宅

 

住宅型有料老人ホームは20万円以下のところが多かったです。こちらは介護を外部の業者に任せるサービスです。介護保険は使えるものの、中のスタッフは介護には携われません。自由度は高いのですが外部のサービスを使うことにより、母のように寝たきりになってしまった場合、提示されている料金より高めになるということでした。 

 介護付き有料老人ホーム介護保険を使って、全てをまかなうサービスです。24時間体制で、施設内のスタッフが食事、入浴、排泄、掃除、洗濯、健康相談やリハビリなどを行います。こちらは安いところで(場所によります)20万円少しの料金のところが多かったです。20万円以内のところは、公共料金がプラスされるところが多いようです。

サービス付き高齢者向け住宅は、住宅型有料老人ホームと同じようなシステムのようです。今は重度の要介護者(要介護5)でも受け入れているところもあるようです。

 結局、母は住まいのある八王子の、介護付き有料老人ホームに一旦入所することになりました。(料金は21万で公共料金込みです。)当初は一旦入所して、改めて私の自宅から近い施設を探すつもりでした。しかし、介護付き有料老人ホームで、上記の全ての条件に合致する施設は少ないです。このまま八王子に留まっていることが、ベストではないかと思えてきました。

特に私の住まいは都心ですので、家賃そのものが高いこと、入所金もべらぼうに高く、到底われわれの財力では無理なのです。

現在は私が週に一度通って母を見舞っております。以前訪問介護を受けていた時、ヘルパーさんが、「介護付きの施設といっても、放っておいたらよく面倒がみてもらえない。週に一度くらいは家族が顔を出していると、スタッフも緊張して、介護をするようになる」と言われておりました。

また、カロリー制限がされておりますので、食べることが楽しみの母にとっては、施設の食事は物足らないようです。果物やお菓子を運んでおります。

 

〜続く〜

 

 

 

 

音楽を仕事にするための無料セミナー

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六本木ミッドタウンの公園

私、11月から一ヶ月間かけて、アマチュアのミュージシャンが組織に所属せず、音楽のみで生活していくための(プロになるための)無料セミナーを拝聴させていただきました。アマチュアとタイトルがついておりますが、プロでもセミプロでも、ネットさえあればお話を聞くことができます。

ひところのように、音楽が時代の中心ではなくなってきているために、企業もミュージシャンを育てることができにくくなってきているようです。そのため、かつてのような方法、例えばコンテストに出れば、誰かがみつけて育ててくれるようなことは期待しない方が良いとのお話でした。

またメジャーアーティストでも生活していきにくくなっていること。たとえメジャーな会社からお声がかかっても、CD1枚で終わりというお話は多いこと。

私はマーケティングの基本を知りたくて、全てのお話を拝聴させていただきましたが、非常に良い勉強になりました。個人事業主として音楽活動をやっていくほうがメリットが大きいとお話しいただきました。人に(会社に)頼んで何かをやってもらうことはやめた方が良い。確かに人のことまで親身になって面倒を見てくださる方はほとんどいませんね。会社となれば、自分の都合は通りません。これはもう、過去にたくさん経験してきました。

自立することが肝心であること、よくわかりました。わかっていても動けないのは、具体的方法がわからないからなのです。私もその一人でした。しかし、今回の無料セミナーだけではなく、他の先生の無料講義を拝見させていただいて、芸術でも商業的作品でも一般ビジネスと同じく、マーケティングの知識や技術が必要であることを知りました。

アマチュアミュージシャンの多くが手がけていること。プロも似たようなことをされているようですが・・・高い機材を買ったり、CDを作ったり、ライブをチケットノルマをもたされてやったり、レッスンを受け続けていたりなど・・・これらが利益を生むならば良いのですが、先が見えないのならば、一旦中止することが良いと。

私は大学卒業後、上記のようなことは一度も手がけたことがありませんが、周囲にはこれに似たことをやっておられるプロもいます。ライブをやるたびに電話がかかってきてチケットを勧めたり、自主制作のCDを作っておられたり、どこかでライブをやるので編曲や音録りの依頼を¥3000程度の低料金で突然お願いしてこられたりなどなど。最近はこのような方々とはおつきあいを断絶してしまいましたので、なんの連絡もありませんが・・・

ご自身で道楽として音楽活動をやるならなんの問題もありません。しかし、道楽だと気づいておられない方とつながりをもつこと自体、似た者同士であるのです。全く違う者同士が引き合うことなどありません。かつての私は同じタイプの人間だったのかもしれません。

セミナーでは、商品開発は後回し(曲作りなど)と言われました。しばらくは力の入れどころを変える必要があるのです。仕事を回していくための太い動脈を作るまでは、商品開発は少しにすることです。商品は関心をもってくださる方がいてこそ、売れるのです。この関心を持ってくださる人を開拓することが先である。誰に商品を売るか?これがわかっていなければ、うまくいくはずはない。それには独自の世界観をもつこと、哲学が根底にあることが必須です。

それから・・・

労働と仕事とは違うこと。よくライフワークといいますが、食うための仕事もライフワークも統一しなければ、いつまでたっても労働に勤しむことになり、忙しいだけで終わってしまう。私も無駄な努力から足を洗うために、ある程度楽をすることに決定しましたよ。もう少しで2019年。今から方法を変えていくことにしました。

セミナーは無料の枠で聞いてみて、あとは書籍を買ったり、自分なりにアレンジしてみるのがよいと感じました。具体的にどうするかは、自分の力にかかっていると思います。

ショパンピアノソナタ3番1楽章〜提示部(2テーマへのつなぎまで)分析

 

概略

前回のお約束どおり、ショパンピアノソナタ3番のスピリチュアル的解釈に音楽的見地を加えて記していきます。この楽曲、非常に難解かつ現代的なのです。枠をはみ出ようとしているだけではなく、音の使い方が昔風じゃないんです。ショパンの醍醐味は小品にありますが、有機的展開が必要な楽曲でも型にはまることなく、すいすいとくぐりぬけて、考えさせる作品にしております。
3番はソナタ形式ではあるものの、多様性に富んでおります。私、かつては頭の中で整理するのに骨が折れましたが・・・最近になって少しづつわかりかけてきました。

前回の記事に書きましたように、ベートーベンのシンフォニー9番の影響が強いのでは?即興的な部分もあるけれど、ピアノで音にした後熟考の末書き上げたのではないか?などと思いをはせるのです。

大作であることと、構成が複雑なため、一記事で書き上げることは到底無理です。1楽章を何個かに分割して、語っていくことにします。

1テーマのあたま

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1テーマのあたま〜譜例1

さて、譜例1は1テーマの頭です。この楽曲を統一する音程、4度 5度 オクターブ、加えて橙の線(内声)部分、連打・・・これらの音程は組み合わさって、革命を思わせるような硬い音色で鳴り響きます。緑の線の部分、16分音符、二分音符と四分音符の組み合わせも重要です。あちこちで発展させて使われています。全体を通して、鋭角的な印象を受けます。特に1小節目の3拍目=Ⅳ度の第一転回は、硬い印象を与えます。

2テーマへのつなぎのはじまり

音源:19”〜

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2テーマへのつなぎのはじまり〜譜例2

 譜例2はe-mollに転調し、いよいよ曲が動き出すところです。普通ならh-mollのままで再びテーマを出し、少しづつ展開していきますが・・・しかしショパンは2テーマまでの間、中間部分でやるような大っぴらな展開を繰り広げます。譜例2は緊張が解け、静かに奏される部分ですので、3拍目には柔らかな和声が置かれています。もし先頭部分と全く同じ和声であるならば、柔らかな表情は出にくいでしょう。

2テーマへのつなぎ〜1〜

音源:31”あたり

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2テーマへのつなぎ〜譜例3

譜例3はfisの音の上で、テーマの頭の部分を使ってクレッシェンドしていくところです。同じパターンを5回繰り返していますね?スピリチュアル的にみれば、5という数字は孤独の暗示もあります。音楽的にみれば、5回でなければ収まりが悪いのでしょう。譜例1では、統一する音程として4度 5度と記しました。ちなみに4とは父や社会を暗示しますので、ショパンは父を亡くし重病になるほどのショックを受けたことが、この楽曲の潜在的部分に現れていたのかもしれません。

2テーマへのつなぎ〜2〜

音源:49”〜

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2テーマへのつなぎ〜譜例4〜

譜例4はこの曲の突出した部分です。h-moll→d-mollという三度転調をやっていること。後に出てくる2テーマの頭を前もって出していることです。しかし、この印象的な部分が曲全体を引き締めていると言えるでしょう。

赤丸は何度も申し上げている5度 4度の音程からなる和声、重音です。d-mollの主音、属音、下属音が半音階のモヤから顔を出す。半音階は心の奥底で蠢く、どす黒いものといった印象を受けます。

下記の譜例5は2テーマです。譜例4と比較してみてください。譜例4から、導きだされているテーマといえるでしょう。

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2テーマ〜譜例5〜

2テーマへのつなぎ〜3〜

音源:1’05”〜

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2テーマへのつなぎ〜譜例6〜

譜例6は2テーマへのつなぎの部分(提示部展開)の最終段階です。赤い線をつけた部分は同音のシンコペーション。左手の合いの手と組み当って緊張感が高まっていきます。このシンコペーションは2テーマおよび、2テーマの展開部分でたくさん出てきます。これは1テーマの1小節目 3小節目の二分音符、四分音符から導き出したと思われます。

2テーマへのつなぎの部分は3部分に分かれています。長大かつ部分部分が魅力に富んでおり、展開部に引けをとらない充実ぶりだと思います。次回は2テーマと2テーマの展開部分+コーダです。

音源

次回は↓ ↓ ↓2テーマから提示部終わりまでです。

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戌年は何かの終焉を暗示するらしい〜ショパンのピアノソナタ3番〜

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ピタゴラスの像

2018年は戊戌(つちのえ いぬ)の年です。数日前の日経新聞には、戊戌の年は終焉を暗示すると書かれておりました。60年に一度の星回りだそうです。戌(いぬ)という文字は滅という漢字の元になったとか?今年は終焉 滅亡の年ということになります。

ゴーンさんの逮捕などにもあるように、大企業から個人への流れに変化していくはじまりのときではないかと私は思っています。何かが終焉しなければ、新しいものは生まれません。タロットカードの13番死神(私の持っているジェンドロンタロットには変遷と書かれています)の暗示と同じく、破壊と再生の時かもしれません。

私、2013年に西洋占術を先生について習ったことがあります。今はすっかり足を洗ってしまいましたが、それでも知識だけは頭に残っております。習ってよかったことは、未来はわからないという結論に達したこと。未来はわからないものの、一生の中で出会うべき事柄、人などは決まっていると感じることがあります。未来への道筋は知る必要がないのでしょう。遠い将来のことばかりにとらわれたならば、複雑なあみだくじのように迷路にはまりこむことになってしまう。今目の前にあることを片付けることで大概のことは少しづつ解決すると思います。なんだかわけのわからないことを書いていますが、結局は自分の人生は自分できめろ!ということです。

西洋占術から足を洗ったものの、占星暦は購入しております。下記のショップは投資の本が主流ですが、どういうわけだか、占星暦も置いてあります。残念ながら2019年版は売り切れです。

トレーダーズショップ: Stargazer占星暦 2019年版

ところで・・・

西洋占星術には、土星回帰というポピュラーな出来事があって妙に恐れられておりますね。これは土星の公転周期を元にしているだけで恐る必要は全くございません。土星は29年かけて太陽の周りを一周します。これを人間の年にたとえて、29〜32歳くらいまでとその29年後、58〜61歳くらいまで、長生きの方は90歳前後を指します。父は長生きしましたので、三度土星回帰を迎えて、三度目で天に召されていきました。土に帰ったのですね。今年は人間の年にたとえれば、60歳と同じ意味合いをもっているのかもしれませんね。

29〜32歳くらいで人生の第一回目の結論が出る。転職や結婚、お子さんを授かったり、引越しをしたりなど、今後の29年間の方向づけができるんです。私もこの年あたりに、父の病をきっかけとして商業的作品へと移行しました。で、再び58歳くらいから新たなジャンルへ進むことを決意し、昨年は父を見送りました。(土星=父の暗示もあり)29年前のことが形を変えて起きたといえるでしょう。

60という数字は西洋にしても東洋にしても、特別のものがあるんですね。

それはともかくとして、音楽と数とは結びあっています。

今、何となくショパンピアノソナタ3番をみていまして、この曲に関しては、従来のショパンとは創作方法が大きく違うと私は思っているんです。ショパンはベートーベンを尊敬していたようですね・・・ベートーベンの第九ってありますわね?この頭の部分からショパンは霊感を感じたのではないか?と思うのです。

下の画像だと1分くらいまでの音型で、5度 4度。こちらをあちこちに(もちろんショパンの霊感によって)埋め込んでいるのです。特に5という数字はピタゴラス数秘術術によれば、人間を象徴していると言われております。ショパンピアノソナタ3番においては、5と4にこだわって作曲してます。それも直接的メッセージではなく・・・私がこのように書いても、一体どこがどうなのか、わかりませんわね〜 今後はスピリチュアル的楽曲分析として、ご紹介します。別にスピリチュアルではなく、普通の楽曲分析としてみていただいてもよろしいのですよ。ただ、ショパンの霊感を感じていただきたいのです。それではまたよろしくお願いいたします。

www.youtube.com

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