天空の縁側

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作曲家の目を通して、アートや日々の出来事などをあるがままに綴っていきます。

ブラームスのシンフォニー4番〜ベルリンフィルライブ

カルロスクライバーは、生涯のうち、2回だけ、ベルリンフィルを振っています。その中のひとつ、1994年6/28のライブでの演奏です。私はyoutubeでこの演奏を聴き、すぐにCDを買い求めました。(このCD入手を機にアマゾンではCDを買わなくなり、通販専門の店で買うようになりました。)モノラル録音の海賊版海賊版なので仕方がないことですが、バランスが悪いです。しかし、音的には許せる範囲だと思っています。録音の良し悪しより、音楽重視派の私としては、正規版のウィーンフィルの演奏とは全く違うもの(良いという意味)を感じます。

 

 

ウィーンフィルとカルロスクライバー とは相入れない部分も多かったのではないかと思っています。クライバー が存命中だけではなく、今でも、革新的な演奏は難しいのではないかと感じます。それほど私はオケについては詳しくありませんが、youtubeで聴き比べてみたり、昨年のウィーンフィル室内楽を聴いても、ちょっと・・・と思っています。リヒャルトシュトラウスなどは素晴らしいし、弦楽器の音色は好きですが、今の時代からかけはなれすぎている印象をもっています。だからこそ、ウィーンフィルなんでしょうけれどね・・・・

私はどちらかといえば、現代的でシャープ、且つ個性的な演奏が好きなのです。youtubeで聴いた限りでは、キリル=ペトレンコさんも好みです。個性が強いだけではなく、上手なのです。

 

ところで・・・

こちらに貼り付けた演奏は、打楽器に近い席でとられたものらしく、雷のようにティンパニが響き渡り、トライアングルが突出して聞こえます。このようなアラを除いても、価値のある録音だと思っています。特に4楽章はパッサカリアという縛りを忘れ去れてくれるような、ドラマのある演奏だと思います。

もちろん、曲の応援も大きいところですけれど・・・この曲は高校生の受験前に似たような曲を書いた覚えがあります。←こればかりですけど、似たような曲を書くことから、勉強を始めたのだなぁと思います。その頃からいい曲だなぁと思ってました。

マゼールさんの演奏も好きですが、彼の演奏はクライバー さんの真反対の位置にあると勝手に考えています。1楽章の2テーマなどは、大聖堂の天井に描かれている絵のような印象をもって聴きます。構築的で、隙のない演奏ですね。このような演奏にも共感がもてます。

さまざまなタイプの演奏が許される懐の広い楽曲だからこそ、後世に残ったのだと思います。

 

こちらの演奏を聴いて、CDを取り寄せました。アマゾンでは中古のみとなっているようです。他には、ベートーベンのコリオラン序曲、モーツアルトの33のシンフォニーが入っています。ベートーベンもなかなか良いと思います。私は伸びる音に、霊感を感じました。

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Brahms Symphony No.4 - Carlos Kleiber / Berliner Philharmoniker (live)