毎年今の時期には、山椒の実が出てきます。実家があった頃は、(父の死去の1ヶ月前に売却)庭の山椒の実を、母が佃煮にしていました。その母も今は寝たきりになり、何一つできなくなってしまいました。
私は毎年、山椒の実を下ゆでして冷凍にしておきます。冷凍にした山椒は1年以上もちます。あの痺れるような風味が全然損なわれていないのです。今日も冷凍庫をあけてみたら、昨年冷凍にした山椒の実がまだ少し残っていました。
今日も今年の山椒を茹でて、冷凍しました。小分けにしてジップロックにでも入れておけば、万全です。
山椒の実には枝がついていますね。茹でる前にあの枝をとるのは大変です。茹でてから枝をとると簡単です。また、短い枝はそのままにしておいて大丈夫です。今日も市販の山椒の佃煮をみていましたら、結構短い枝はそのままにしてありました。私は毎日、お茶漬けに、海苔と山椒をふりかけるのです。
生の山椒の実は、熱湯に塩を入れて、弱火で6〜7分茹でます。その後さらすのですけれど、好みで30分だったり4時間くらいだったりといろいろです。私は2時間くらいさらしました。それでも、枝をとっていると指先がしびれるほどでした。きっと新しいのでしょうね。
ところで、塩レモン。懐かしい響きがする調味料です。私は気に入ったものは長く使う主義なので、まだ塩レモンの料理を作っています。マヨネーズを使わないポテトサラダなんかに塩レモンを使うのです。これがなんともさっぱりしていておいしいのです。
塩レモンを手作りしている方もおられるでしょうが、私は市販のものを使っています。特に気に入ったのが、下記の商品です。この商品、楽天にもありますが、送料が高いのです。アマゾンで買ったほうが安いです。
じゃがいもは、うちは丸ごと電子レンジで茹でます。で、茹で上がったらじゃがいもをつぶしながら、マスタードと塩レモンをまぜこみます。具ですが、大概うちでは、きゅうりと玉ねぎ1個、そしてカニカマという蟹のまがい物を使います。これらをじゃがいもとは別にして、塩レモンであえておくんですね。その後、具とじゃがいもを混ぜ合わせて、最後に黒胡椒をふりかけて、気が向いたらトマトでも飾ればいいんです。
なんだか、ずいぶん投げやりっぽいポテトサラダですけれど、おいしいのですよ。マヨネーズのぐっとくる重さがありません。
ポテトサラダ以外に、やってみておいしかったのは、塩レモンのスパゲティです。蕪の葉っぱが余ったのでちょっとやってみたのですけれどね。場合によっては蕪の実も入れたら良いと思いますよ。これにベーコンなどを混ぜ込んでもいいですね。
うちは、めんどくさがりやなので、スパゲティは電子レンジでゆでるんですよ。ただし、単なる水で茹でるのではなく、茹で容器に、袋に入っただしを、投げ入れて、茹でるんです。そうすると、スパゲティが生きてきますね。
炒めるときに、茹でたお湯のほんの少しを混ぜ入れると、単なるスパゲティの茹で汁だけを混ぜ入れるより、だいぶ違いますね。まぁ、スパゲティといえば、外国のうどんみたいなもんですから。塩レモンは、スパゲティの味付けをするときに使います。そのため、塩は使いません!
それから、アーリオオーリオって知ってますか?普通はアサリスパや魚介類のスパに使うのですけれど、私は野菜のスパにも使っています。スパゲティの仕上げに、アーリオオーリオを少し混ぜ入れると、一味違ってきます。下記の商品は、通販でなければ明治屋広尾店あたりには、おいてあるかもしれません。私はこれを使っています。

モンテ物産 アーリオ・オーリオ エ・ペペロンチーノ 130g
- ジャンル: 食品・スイーツ > 調味料 > スパイス > ガーリック
- ショップ: 世界の食材市場ニッショク
- 価格: 633円
ぬか漬けは相変わらず、野菜を干しております。私は大根や人参なら2日間、きゅうりは1日間干すのが好きですね。今日はアスパラも漬けてみました。野菜の魅力に心惹かれて、やめられません。西洋料理もいいのでしょうけれど、やっぱり日本の伝統には勝てませんわ。