天空の縁側

天空の縁側

作曲家の目を通して、アートや日々の出来事などをあるがままに綴っていきます。

吾唯足知〜我唯(われただ)足るを知る

おかげさまで私は病気らしい病気もなく、過ごせております。60代にもなりますと、身近な人、親友の病の話も耳に入ってきます。病もちょっとしたものではなく、命に関わる病であり、驚くばかりです。10代の時から一緒に過ごした友人が、重病であるときくと、心が痛みます。

猫目石家を除いて、周囲は財産家が多いのですが、健康ばかりはお金で買えないようです。金に糸目をつけない治療法などありますが、命の長さを自分で調節することはできません。生き物は皆、いつかは土に戻るようにできているんですね。

一昨日も突然重大な病名を告げられた親友と電話で話していたところ、ご自身の余命のを気にしておられる雰囲気が伝わってきました。「病弱であることと寿命は別だ」と私は思います。母もなんども死にかけておりますが、そのたびに、父の力(今は故人となってしまいました)や良き出会いを得て、助けられております。

母は戦時中、汽車通学の折、アメリカ軍の流れ弾に当たりましたが、足の切断を免れました。戦時中で治療らしい治療は何もなかったのに、切断を免れたのは、若さがあったからでしょうね。他にも、腹膜炎、肺浸潤(肺結核の初期)、腎盂炎胃がん(これはがん細胞一個のときに発見できたので、手術して助かりました。)緑内障・・・と数々の病気を経験していますのに、立ち直ってきています。

また、腹膜炎を患っておりますので、卵管が癒着していたため、医者には97%子どもは授からないと言われたようでございますよ。(その時母は気が動転して、どこかの神社の境内にいた易者さんに、四柱推命か何かでみてもらったそうですよ。そうしたら30歳の時に授かると言われたんだそうですよ。西洋占星術の用語では土星回帰ですな・・・)その後、親戚の子供をもらう約束をしていたら、母の30歳の時、私が授かったのです。

その子をもらうことを腹のなかで聞いていて、「阻止するぞ」猫目石家のばぁさんが出てきたようにも思います。

 

亡き父も60歳のときに神経病にかかり、(これも土星回帰の年ですな)絶対に死ぬと言われましたのに、知人のお世話で京都の三聖病院を紹介していただき治りました。院長の宇佐先生は母の女学校時代の友人と知り合いであったとかで、父の病は京都では評判になったようでございます。結局父は60歳から30年も生き延びました。

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満月〜自宅より〜

このような両親をみていますと、われわれの予想とは別に物事が進んでいるのではないか?と感じます。自然の時の流れは、われわれの次元の「時」とは違うのかもしれませんね。加えて、それぞれの時を刻む速さが違っているために、寿命に差が出るのやもしれません。

 

猫目石一家でもときどき話をするのですが・・・勝手に悩み抜いて、努力をし尽くしても、結局は自分の意思とは別の方向に行くねということですよ。亡き父も土星回帰の年に執着を捨てさせられたんだと思いますよ。わかりやすく言えば、病気を転機として別の考え方になれと、なにものかに警告を受けたんですな・・・生き物ってのは生死には敏感ですから、行くところまで行けば、大きな学びを得て、人生が180度変わるんですよ。

・・・・と何やらばぁさんが知ったかぶりの偉そうなことを書いておりますが、金平も本当だと思いますよ。

 

ところで、タイトルの我唯足るを知るお金は人生の充実には関係ないよということではないかと思います。今のご自身の生活に満足できるような気持ちになれば、楽だよと教えてくれているのですね。

 

われわれ、投資の勉強を少し前から始めまして、このことを実感いたしました。

投資は節約からスタートするんです。たとえばペットボトルのお茶をやめて、水筒にお茶を入れてもっていく。早寝早起きにして電気代を節約する。外食をやめて自炊にする。洋服は自分で作る。カフェには入らず、公園でお茶を飲むなどなど・・・

こうやって生活をしていますと、なぜか日々充実してきますし、今までいかに無駄なことをしていたか、気付かされます。投資に一歩踏み出してからというもの、労働がいかに時間と体力の無駄であったかも確認いたしました。

われわれ、大儲けしたいなんて思いません。それよりも音楽に関わるめんどうな人間関係や、使い捨て的なギャラを出す人との接触がなくなることが嬉しいです。

 

そして・・・我々の歩むべき道が一本引かれていることを発見。この道を行けばいいんだなと思いました。道を発見するために試行錯誤し、悩み抜き、諦めましたが、これで良かったと思える入り口に立つことができていると、自信をもって語れています。猫目石一家、すがすがしい気持ちで生活を楽しんでおります。