先日もまた義理母の見舞いにいってまいりました。
先週より、もっとタチが悪くなっているようにも感じましたが、ものすごくボケているわけでもなく、会話が成り立つ時もあります。
義理母は、家族の死に対しての記憶がなくなってきています。猫目石一家では、もしや、脳の細胞がだんだんと死んでいっているのでは?と話しております。われわれ、色々と調べました。下記サイトなどわかりやすいです。
中核症状という単語の意味がわからなくて、あちこち見ていたのですが、このサイトにはきちんと説明されています。要するに、脳細胞が死んでいくときの様々な症状をさすんですね?
ちなみに、義理母は、2017年に亡くなったパパさん(旦那)の死んだことも知らないそうです。加えて自分の母親が亡くなったことも。顔は覚えているし、幼少のことは忘れてはいません。
7月くらいまでは母親のこともパパさんのことも覚えていたんですけれどね・・・こんなに急に記憶が失われるって、老いの時間の速さを感じます。(認知症の場合は、普通の人の時間の2〜3倍の速さで時間が進むのだそうです。)
他に、食べたものを覚えていません。チョコレートを冷蔵庫に入れて、毎週出しては食べさせているのですが、忘れるようです。「こんなおいしいチョコレート食べたことない」と毎週言っています。
ただし、2週間前にぶどうを食べたことは覚えていますので、ところどころ記憶が欠ける時があるんですね。脳の細胞が痛んでいる場所と痛んでいない場所があるため、記憶が曖昧になるのやもしれません。90にもなれば、大多数がそうなるかもしれませんが、一般人より欲が深いと、なかなかボケないようです。
例として、金を儲けたい、仕事をしたいなどなど・・・
認知症の方のblogを拝見していますと、母の物忘れとはちょっと違う様相です。ですから、本物の認知症なのかどうかはわかりませんけれど、ボケていることは確実です。母自身もおかしいと気づいています。
自分の子については、声を覚えていて、区別がつくようですよ。→猫目石ばぁさんとその妹。目は悪くとも、耳は良いので、なかなかのものだと思います。
先週金曜は、ラグビーの試合があったことで電車が遅れたり、猫目石のばぁさんの曲書きがはかどらず、夕方に見舞いがずれこみました。このようなことは、理解できるんです。「もしかして、タクシーに乗れなかったのかもしれないと思って(そのために遅れたということです)・・・心配した」とつぶやいておりました。
われわれが帰る時には、いつも「気をつけて帰ってね。また来てね」と何度も言います。親らしい部分も残っているようです。
ところで・・・施設からレポートがきました。そこには収容されている年寄りのデーターが記されておりました。90〜94歳の人数が最も多く、95〜100歳までの方も少ないですがいらっしゃる。施設は東京の八王子市にあるのですけれど、最近は都内から入所してくる方もおられるようです。>渋谷区など
今後は八王子の地元だけではなく、他所からも入ってくる方も多くなるような予感がしてます。入所金がいらないことと、全て介護保険でやってくれるところはあまりありませんので。食事はおいしいです。全て施設内で作っています。われわれも、たこやきをいただきました。やわらかくて、味もよかったです。
猫目石のばぁさんは、「据え膳でご飯が出てくるって最高だねぇ〜」とたこ焼きを食べて喜んでおりました。
また来週行くことになります。われわれも八王子の日は、1日がかりで、生活のリズムが崩れがちになることが多いのです。しかし、義理母が亡くなってからやり残したことを後悔するより、今できることを思う存分やってあげた方が良いと思い、見舞いにいっております。