天空の縁側

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作曲家の目を通して、アートや日々の出来事などをあるがままに綴っていきます。

「アレンジピアノ」(個人レッスン)1年経過

最近はアレンジピアノのレッスンについてはほとんど触れておりませんでしたが、継続しております。1年前のレッスン(初回)で、今後について申し上げた時、生徒さんにとっては過去の指導者のレッスン同様、「譜面をみて弾いていれば、何とか弾けるようになる。」と思っていたと伺いました。

 

猫目石「それでは同じことの繰り返しです。手にそぐわない(自分の力に合わない)難曲を譜読みしても弾けなくて、リタイアして、また別の曲をやって、また弾けなくて・・・の堂々巡りです。それは過去のレッスンでさんざんやってこられたことでしょう。今より上を目指したいなら、難曲を弾くことは諦めてください。練習時間の確保も必要だし、根気よく繰り返す力をもっていなければ、到底弾けるようにはなりません。それほど練習しなくても弾ける方もいますが、それはその方の持って生まれた力ですから、同じようになれるとは限りません。全く別の方向性を探ったほうが進歩が早いし、楽だと思います。」

と申し上げましたね。

 

「同じ曲であってもアレンジして弾いたり、他猫他者の作った曲をコピーして、自分なりのアレンジに(現段階のテクニックに見合った)して弾いてみてはいかがですか?趣味でやっているのだし、まがい物ではあっても、弾けた方が良いでしょう。現実を重視したほうが楽ですよ。」と付け加えました。

 

よくアレンジピアノといえば、コードネームをみて弾くことを連想されるやもしれません。ダイアトニックコードといって、音階の構成音による和音。ここからのスタートであっても、音階を理解することからスタートしなければ和音付け(コード付け)もできませんね。

ちなみに、和声とコードネームとは違ので、今のところは積極的には教えておりません。

そのうち、コードネームなぞなくても、メロディだけみたら勝手に手が動くようになり、コードなぞ教わらなくともわかるようになるでしょう。

 

和音記号については初期の段階から教えています。その前に音程やら調性やら・・・楽典の本に出てくることは、実音重視(机上の理屈だけではなく)でやりましたね。調性に関しても、曲の譜読みの段階で、分析してもらっています。過去には、全く調性については触れられなかったとのことで、ご自身が何調の曲を弾いているか、転調についてもどうしてもわからなかったのですが・・・

 

和音、カデンツの簡単なものの移調、音階などを譜面に頼らず弾く練習を数ヶ月やっていただいただけで、調性も自然とわかるようになってきたとのこと。自然な和声感覚がついてきたのやもしれません。

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ピアノは昨年秋から始めました。ピアノはやらないというお約束でしたが、曲を書く必要がでてきたとき、全く弾けなければ曲になっていかないということで、まずバッハの2声のインヴェンションからスタート。最初に拝見したとき、音が出ているだけ。テーマがどれ、装飾音符の弾き方、八分音符の切り方なぞは全く教わっていなかったとのこと。おけいこごとならそれでも良いのかもしれませんが・・・

 

今はブルグミューラー も併用しやっております。何十年か前に先生について習われていたようですが、音を出して、OKというレッスンだったようでして・・・やり直すことにいたしました。

 

25の練習曲は、ロマン派の入り口です。バッハとはまた違う表現方法もあるということで、やっております。原典版と改訂版とではスラーのかかり方など、だいぶ違っていますが、そちらをどうするか?ということまで触れております。

 

きちんとやっておけば、3声のインベンションなぞもひきやすくなるかもしれませんね。この曲集は初心者向けということですが、自分の思いを伝えるのは難しいと思いますよ。単に指を動かしたら良いという曲集ではないと思うんですが・・・

 

月に二度のレッスンですが進歩が早く、近々和声の1巻に入る予定です。曲をコピーして、ピアノ譜へのアレンジする課題も始めました。ピアノ演奏にはない、頭の使い方をすると、スピードが早いように思えます。

 

また、続けているうちに、ご自身の今の力に気づいたことと、現実を見ることの大切さを知ったと伺いました。具体的にどうするか(具体的にどうやったらできるようになるか)が、最も大切だと、われわれは確信しております。ただし、指導者によっては180度違うことをおっしゃるかもしれません。われわれは根が現実的なので・・・

 

趣味でやる人族は、ご自身がどこまでやりたいか?何を表現したいか?といった事柄を考えつつやるのが良いでしょうね。だんだんと変わってきても、本筋は変わらないはずです。

 

ところで、最近はほぼオンラインでレッスンをやっておりますが、ピアノに関しては動画をとって説明していますので、問題ないようです。和声やアレンジに関しても、課題を写真撮影して送っていただき、説明を加える方法で、あまり違和感はありません。まだしばらくは、オンラインレッスンを継続します。

 

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